フクダリーガル所員司法書士4人でランチ座談会開催(入所を希望する方へ)



前回の座談会では、資格を保有しない補助者を中心に、事務所の特徴的な制度などを話しました。

今回は、司法書士資格者を中心に座談会を行いたいと思います。

●参加者


■ フクダリーガルへの入所理由

−まず、HNさん。この事務所に入所しようと思った理由を教えて下さい。

 

HN:
前職が個人経営の司法書士事務所と仕事を一緒にする職種だったので、個人経営の事務所がどういう雰囲気なのかをよく知っていた。
大きな事務所と個人事務所はそれぞれ短所・長所あると思うが、フクダリーガルには以下のような長所を感じて入所しました。
1.安定性がある
2.組織立って司法書士業務を継続して行えているということは、強み・売り物を持っている
3.(様々な業務を経験でき)スキルUPが望めそう
4.担当が裁量権を持って業務を進めさせてくれそう

YN:
想定通りでしたか?

HN:
課題も当然感じてはいるが、ほぼイメージ通りでした。
課題面では、特に給与面に関して、10数年(他業種も含めて)社会人経験をしている身としては、物足りなさも感じており、これからに期待したいなと思っている。

 

−次に、YFさん。入所の理由を教えて下さい。

YF:
私は(資格は取得したが、具体的な司法書士事務所のイメージがわいていなかったので)コンサルティングファームに相談したところ、たまたまコンサルティングファームに代表の福田さんが来ていたので、その場で面談した。その結果、「明日から来て」と突然言われ、入所してしまった(笑)

YN:
突然スカウトされて不安はなかったですか?

YF:
不安は不思議とありませんでした。逆に、私でいいのか、なぜ私が採用されたのかという思いのほうが強かったです。
私は、頭で考えるよりも体で覚えたいという人間なので、とりあえず飛び込んで見ようかと。

YN:
飛び込んでみて正解でしたか?

YF:
まだ模索中です。
ただ、事務所内の人間関係はとてもいいと思います。

給与面に関しては、事務所内でも担当している仕事が各々かなり違うので、多いのか少ないのかというのは何とも言えないです。

 

−次に、MYさん。入所の理由を教えて下さい。

MY:
私は、社会人経験がなく、卒業後は、試験勉強をしながら司法書士予備校でアルバイトをしていました。
なので、社会人としての一般知識やマナーも教えてくれるようなところを中心に求職活動をしていました。
結婚もしていないので、逆に、定時で帰れるとかよりも、たくさん仕事ができ、仕事を覚えられる事務所を希望していました。
他の事務所は結局面接をしなかったですが、フクダリーガルは、この点ぴったりの事務所でした。

YFさんも言っていたように、フクダリーガルはいい人が多いです。

業務内容は、今は不動産登記が中心です。
商業登記をやりたいというこだわりはないですが、
他のチームがやっているような相続登記や成年後見人の仕事も今後はやっていきたいと思っている。
独立後は、福祉関連の勉強をして、福祉と司法書士業務を絡めた仕事をしていきたいと思っています。

 

−最後に、TNさん。入所の理由を教えて下さい。

TN:
私は、前職は違う司法書士事務所にいました。
前の事務所は司法書士の資格を持っていても、登録させてもらえなかったので、登録をして司法書士業務をさせてもらえる事務所でいい事務所を探していました。
コンサルティングファームに相談したところ、フクダリーガルが向いているのではないかと言われ入所を決めました。
(細かい理由はなく)フィーリングで決めてしまいました(笑)。ただ、フクダリーガル内に同じ事務所で働いたことがある人がいて、その人がずっと勤めている事務所だから悪い事務所ではない、ということは思っていました。

YN:
実際に入所してみた感想はどうですか?

TN:
一番感じているのは「自由な事務所だな」という点です。
前の事務所は、休憩時間も強制的に決められ、モノを食べながら仕事をさせてもらえない、スマホもいじってはいけないという事務所でしたので。

HN&YN:
うちの事務所は、自由な事務所だと思うが、「個々で自制して」というメッセージが裏にあるので、その点でも成長できる事務所でもあります。

■ フクダリーガル入所前と入所後のギャップ

−では、次に、入所前の想像と入所後に感じたうちの事務所のギャップや課題を教えて下さい。
今までの座談会で出たのは、残業が思ったよりも多かった、給料が思ったよりももらえないですね(笑)

YF:
残業の話ですが、私は、残業時間が多い人と少ない人のむらがあると感じている。
担当している案件の内容が違うことが原因かとは思うが、チームごとにむらがあるなと思うことがある。

MY:
私は、残業が多い中で、皆さん忙しいのに研修に行かせてもらって申し訳ないと思っている。
研修に行かせるのに消極的な事務所もあるので、その分恵まれていると思う。
ただ、ちょっと帰りが遅すぎるなと思うときは正直ある。
独身の身だからまだいいが、結婚している人、子供がいる人はもう少し早く帰らないといけないかなと思う(苦笑)。

YN:
現在、女性の有資格者が産休・育休で休んで、落ち着いたら復帰予定もあるみたいなので
女性の有資格者として、家庭・子供を持って働く道を切り拓いている状況ですね。
前の座談会でも話ましたが、これも今後の課題かなと思います。

HN:
給料の管理などを税理士事務所などの第三者機関に委託している。
その点は、良い点なのだが、給料の計算間違いなどが発生してしまったこともあり、労務管理については今後の課題なのかなと感じた。
100人規模の事務所を目指すというのであれば、総務・人事の充実が大切だと思う。

 

−資格をもったからには独立は考えていますか?

TN:
独立は考えていません。
入所したばかりだし、残業に関しては仕方がないかなと割り切れている。
ちなみに前の事務所はほぼ定時で帰っていました。帰って家事をしていたので、転職してから妻に不満を言われることも(苦笑)

MY:
私は独立前提です。

−フクダリーガルは、登記業務以外に、登記以外(本来業務以外)の業務を行うことがありますがどう思っていますか?
例えば、この座談会を企画したり、書式を統一するためにどうしたらよいかなどを検討する業務です。

YF:
私は、登記業務以外はあまりやりたくないです。

MY:
私は、将来的に独立したいので、登記以外の業務も色々経験をしたいと思っている。
独立後は、全部自分でやらなければいけないので。

TN:
私は、登記以外の業務もやってはみたいが、具体的に何をやっていいのかわからないので、指示を受けてやりたいと思っています。

HN:
登記以外の標準化について検討が始まっているというのは、会社が成長している証拠でもあるので、この点も事務所の今後の課題なのかもしれないですね。

■ 代表福田から一言

皆さん本音で語って頂き有難うございます!(原稿見るまではハラハラしていましたが・・笑)。
いくつか上がった「課題」については克服に向けて手を打ち始めています。
給与面に関しては、この春から新しい評価制度を(まだまだ未完成ではありますが)導入し、働き甲斐のある、また長く勤められる事務所にして行きたいと考えています。
残業を減らす対策としては、人員増強及びその他の対策を実施し始めています(人員に関してはこの半年で10人以上を採用し、さらに増員します)。ただ採用に関しては人柄重視で厳選して採用していますので多少時間がかかると思います。でもそれが(座談会でも何人かが言っていましたが)人間関係の良さにも表れているのだと思います。
また、やりたい業務や将来のキャリアプランも一人一人様々ですが、多様性尊重というのはフクダリーガルの基本的な考え方でもあります。従って、色々な考えの方がいて良いのですが、最終的に目指すところは同じであって欲しいと考えています(「FLC&Sの基本理念」)。そのためにやりたくない事もやらなければならないという時が来るかも知れません。大人ですからね(笑)。
そうそうそれから「自由な事務所」については「フクダリーガルの教科書」第二章行動指針の中の「規律と礼儀と自由」を読んで欲しいですね。



お忙しい中、有り難うございました。

※ 撮影・取材・編集協力ハイパーIT和田英克
※ 取材日時 2016年1月


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